足の裏の汗が多いんですが・・。原因はいったい何？
靴や靴下が湿ってしまうのも嫌なんですが、臭いとかも気になりますよね。
今回は、足の裏の汗が多い！原因は３つあるって本当なの！？についてご説明します。
足の裏の汗！３つの原因とは？
足の裏に汗を多くかくのは３つの原因があります。
- 自律神経の乱れ
- 冷え症
- 多汗症
それぞれ見ていきましょう。
自律神経の乱れ
足の裏に多く汗をかく原因の１つが自律神経の乱れです。
この神経ってよく聞きますよね。
自律神経は２つの神経があり、体温調節などの汗を出す役割があります。
この２つの神経ですね。
- 交感神経 → 汗を分泌する
- 副交感神経 → 汗を落ち着かせる
足の裏の汗が多いということは交感神経が優位に働き過ぎている可能性があります。
交感神経は主に活動時に活性化される神経ですね。
交感神経が働き過ぎる原因
通常、交感神経と副交感神経はバランスよく切り替わります。
しかし、緊張やストレスが体にかかると自律神経のバランスが崩れて汗の調節ができなくなります。
緊張すると手に汗をかいたりしますよね。これを精神性発汗と言います。
それと同じ原理で足の裏にも汗が多く出ます。
具体的な緊張やストレスは、
- 季節の変わり目
- 気温の変化
- 環境の変化（職場・引っ越しなど）
- 生活習慣の乱れ（不眠・運動不足など）
- 日常のストレス（人間関係・不安など）
このようなストレスが体にかかると自律神経が乱れ足の裏に汗をかきやすくなるんですんね。
自律神経に乱れがひどくなると自律神経失調症という病気になる場合があります。
冷え症
足が冷えているのに足の裏に汗を多くかくって不思議ですよね。
私はこれに該当します！
冷え症の原因は血行不良です。
足に血液が行き渡らないので足の温度が下がり冷えます。
冷えた足が温められると、温度差で汗が出る！
普通の人は足の温度も普通なので温めても温度差そこまでありません。
しかし、冷えた足が温まると温度差ができます。
急激に温度が上がることで、体は汗を出せと指令を出します。
温度調節をしようとして汗を出すんですね。
冷え症の人で靴や靴下を履くと、湿ったりしませんか？
これは靴や靴下で足が温まることで温度差が生じ、汗が出てきます。
私はなるのですがこれも同じ原理です。
体は温度差があると汗をかくようにできているんですね。
こんな悪循環も・・。
- 冷え症になる
- 足の裏に汗をかく
- 汗で冷える
- 冷え症になる
↓
↓
↓
多汗症
足の裏の多汗症を「足蹠（そくせき）多汗症」と言います。
足の裏に異常に汗をかいてしまう病気になります。
季節関係なく常に汗をかいている状態です。
症状は３つの段階に分かれます。
- 足の裏が湿っているが見た目にはわからない程度
- 常に濡れているが、汗が滴るほどではない。靴下をこまめに履き替えないと濡れる
- 汗が滴り落ちる。靴下を替えてもビッショリになる。
足蹠（そくせき）多汗症の原因
多汗症は原因不明なことが多いですが、自律神経の乱れが原因と考えられています。
- 精神的なストレス
- 交感神経の反応が強い人
- 掌蹠多汗症（しょうせき）
ストレスを受けることで、自律神経の交感神経（活動型）が優位になり過ぎて汗腺を刺激します。
その刺激で汗腺の多い足の裏に汗がを多くかいてしまいます。
体質的に交感神経が優位になりやすい人がいます。
緊張やストレスを感じやすいため自律神経が乱れやすく汗をかきやすくなります。
手や足に異常なほど汗をかいてしまう病気になります。
緊張やストレスは関係ないのが特徴です。
交感神経が優位に働き過ぎているのが原因です。
足の裏だけではない場合は、この病気の疑いもあります。
最後に
私の場合は、冷え症が原因で足の裏に汗を多くかきます。
靴・靴下や布製のスリッパなんかはかなり湿ってしまいます。
根本的には、冷え症を治さないと汗は治まらないですよね。
ストレスも関係があるので、リラックスも心がけたいところです。
昔は、手も汗を多くかいていたのですが、今は少し落ち着いています。
年齢と共に神経が図太くなってきたのかなと思っています。
続くようでしたら、皮膚科で診てもらいましょうね。
足汗対策は２つ！詳しくはこちら↓
足汗の対策！靴下が濡れるのは私だけなの！？